結論から申し上げます。パソコンのCPUは「設定」や「タスクマネージャー」を開けば数十秒で確認でき、表示された型番(例:Core i5-12400)の数字を読み解けば、おおよその性能や発売世代まで見当がつきます。
初めまして、エンタメ人物考察ライターの月城彩葉(つきしろいろは)と申します。本来は華やかな人物の背景を紐解くのが生業なのですが、「自分の相棒であるパソコンの“素性”くらいは正しく知っておきたい」という読者の声が、私自身の問いと重なりまして。今回は少し趣向を変え、パソコンという身近な相棒の「人となり」ならぬ「機械となり」を、丁寧に紐解いてまいります。
「パソコン 確認 cpu」と検索してたどり着いてくださったあなたは、きっと「自分のパソコンに何が入っているのか」「買い替えるべきか迷っている」「ソフトが動くか不安」――そんな思いを抱えているはずです。この記事を読み終える頃には、ご自身の手で確認でき、その型番が語る意味まで“腑に落ちる”ようにお届けいたします。
パソコンのCPUとは? なぜ確認する必要があるのか
まず前提を一つだけ。CPU(シーピーユー)とは「Central Processing Unit」の略で、日本語では「中央処理装置」、俗に「パソコンの頭脳」と呼ばれる部品です。人間でいえば、考え、判断し、指示を出す脳そのもの。この頭脳の性能こそ、パソコンの“動作の速さ”を大きく左右します。
では、なぜわざわざ確認するのでしょうか。理由はいたってシンプルです。
- 新しいソフトやゲームが「動作環境」を満たしているか調べたいとき
- パソコンの買い替えや中古購入で、性能を見極めたいとき
- 動作が重い原因が、頭脳の力不足なのか他の要因なのかを切り分けたいとき
つまりCPUの確認は、愛用の一台と“どう付き合っていくか”を決める、最初の対話のようなものなのです。筆者としては、ここを飛ばして「なんとなく遅い」と嘆くのは、相手を知らずに相性を語るようで少々もったいないと感じております。
Windows 11でCPUを確認する方法
ではさっそく、最も利用者の多いWindowsから見てまいりましょう。Windows 11では、主に二つの入り口があります。
方法1:設定から確認する
1. 画面下の「スタート」ボタンを右クリックします
2. 表示されたメニューから「システム」を選びます
3. 開いた画面の「プロセッサ」の欄に、CPUの型番が表示されます
この「プロセッサ」の横に書かれている文字列、たとえば「Intel(R) Core(TM) i5-12400」といった記述こそが、あなたのパソコンの頭脳の“名前”です。
方法2:タスクマネージャーでコア数まで確認する
もう一歩踏み込んで、頭脳の“働き手の数”まで知りたい方には、タスクマネージャーがおすすめです。Microsoftの公式案内でも推奨されている確実な方法です。
1. 「スタート」を右クリックして「タスクマネージャー」を選びます(キーボードで Ctrl + Shift + Esc を同時に押しても開けます)
2. 左側のメニューから「パフォーマンス」を選び、続いて「CPU」を選びます
3. 画面には「コア」と「論理プロセッサ」という数値が並んで表示されます
ここで登場する「コア」と「論理プロセッサ」。聞き慣れない言葉かもしれませんが、これがCPUの実力を測るうえで非常に大切な指標なのです。この点は後ほど、じっくりお話しいたします。
Windows 10でCPUを確認する方法
Windows 10をお使いの方も、ご安心ください。手順はほとんど変わりません。
タスクマネージャーを開く流れは共通です。「スタート」を右クリックして「タスクマネージャー」を選ぶ、あるいは Ctrl + Shift + Esc を押す。そして「パフォーマンス」タブから「CPU」を選べば、同じように型番・コア数・論理プロセッサ数が確認できます。
また、I-O DATA社の案内によれば、デスクトップやエクスプローラー上の「PC」アイコンを右クリックして「プロパティ」を開く方法でも、「プロセッサ」の項目に型番が表示されます。さらに、キーボードの「Windowsキー」+「X」を同時に押し、左下に現れたメニューから「システム」を選んでも、パソコン情報の中にプロセッサ名が現れます。
入り口はいくつもありますが、目指す場所は同じ。どの道を通っても「プロセッサ(CPU)の型番」という宝にたどり着けるようになっています。
MacでCPUの動作状況を確認する方法
さて、Macをお使いの方へ。近畿大学が公開している仕様確認の案内でも、macOS(Sequoiaなど)でのCPU確認手順が整理されています。基本的な型番の確認は、画面左上のアップルメニューから「このMacについて」を開く流れが一般的です。
一方で、「今この瞬間、頭脳がどれくらい働いているか」というリアルタイムの動作状況を知りたい場合は、Apple公式が案内する「アクティビティモニタ」が頼りになります。
Apple公式の説明によれば、通常はMacのプロセッサの処理能力はわずかしか使われておらず、大量の計算が必要なアプリを使うときに使用量が増えていくとのこと。アクティビティモニタの「CPU」をクリックすると、ウインドウ下部に次のような割合が表示されます。
- システム:macOS自身のプロセスが使っているCPU容量(%)
- ユーザ:あなたが開いたアプリなどが使っているCPU容量(%)
- アイドル状態:使われていない、余力として残っているCPU容量(%)
さらに「ウインドウ」メニューから「CPU使用率」を選べば現在の動作状況が、「CPUの履歴」を選べば最近の推移がグラフで見られます。Dockにアイコンとして常駐させることも可能です。
筆者としては、この「アイドル状態」の数字をときどき眺めるのが好きです。相棒がまだ余力を残して涼しい顔をしているのか、それとも息を切らして頑張っているのか――機械の表情が垣間見えるようで、つい観察してしまうのです。と、また脱線いたしました。本題へ戻りましょう。
型番(型番の数字)から性能を調べるポイント
ここからが、この記事の核心です。CPUの型番を確認できたら、次はその数字を「読む」番。実はこの数字の並びには、きちんとした意味が込められているのです。
I-O DATA社の解説を基に、Intelの「Core i」シリーズを例に整理してみましょう。型番は多くの場合「Core ix-xxxxx」という形で表記されます。
まず「i」の後ろの数字(グレード)
「i3」「i5」「i7」のように、iの直後の数字はグレード(等級)を表します。おおまかに言えば、数字が大きいほど上位モデル。i3は日常使い向け、i5は標準的なバランス型、i7はより高い処理を求める方向け、という位置づけです。
次に「ハイフンの後の数字の先頭(世代)」
ここが性能を読み解く最大のポイントです。ハイフンの後に続く4桁または5桁の数字――その「先頭の数字」が、CPUの“世代”を示しています(第1世代を除く)。世代が新しいほど、同じグレードでも省電力性や処理効率が改善されている傾向があります。
世代の見分け方を、I-O DATA社の案内に沿って表にまとめました。
| 世代 | 型番の数字の特徴 | 例 |
|---|---|---|
| 第1世代 | 4桁ではなく3桁 | Core i7-880 |
| 第2世代 | 4桁で「2」始まり | Core i7-2700K |
| 第3世代 | 4桁で「3」始まり | Core i7-3770K |
| 第4世代 | 4桁で「4」始まり | Core i7-4770K |
| 第5世代 | 4桁で「5」始まり | Core i7-5775C |
| 第6世代 | 4桁で「6」始まり | Core i7-6700K |
| 第7世代 | 4桁で「7」始まり | Core i7-7700K |
| 第8世代 | 4桁で「8」始まり | Core i7-8700K |
| 第9世代 | 4桁で「9」始まり | Core i7-9700K |
| 第10世代 | 5桁で「10」始まり | Core i7-10700K |
| 第11世代 | 5桁で「11」始まり | Core i5-11400 |
| 第12世代 | 5桁で「12」始まり | Core i5-12400 |
たとえば「Core i5-12400」なら、グレードはi5、世代は先頭が「12」なので第12世代、と読み解けるわけです。暗号のように見えた文字列が、急に意味を持って立ち上がってくる――この瞬間が、個人的にはたまらなく面白いのです。
コア数・論理プロセッサとは? 性能を測るもう一つの視点
型番と並んで大切なのが、先ほどタスクマネージャーで見た「コア」と「論理プロセッサ」です。ここは少し噛み砕いてご説明いたします。
コアとは、CPUの中にある「実際に計算を行う頭脳の核」のこと。かつてCPUの頭脳は一つでしたが、現在は一つのCPUの中に複数のコアが搭載されています。机が一つしかない事務所より、机が複数ある事務所のほうが、同時にたくさんの仕事をさばけるのと同じ理屈です。
論理プロセッサとは、その各コアを技術的に“分身”させ、見かけ上さらに多くの作業を同時進行できるようにしたもの。一人の担当者が、段取りよく二つの作業を並行して進めるイメージに近いでしょうか。
Microsoftの公式案内でも、タスクマネージャーの「パフォーマンス」→「CPU」から、この「コア」と「論理プロセッサ」の数を確認できると明記されています。一般に、この数が多いほど、複数のアプリを同時に動かしたり、重い作業をこなしたりする余力が大きいと考えられます。
つまり性能を見極めるには、「グレード(i3/i5/i7)」「世代(型番の数字)」「コア数・論理プロセッサ数」という三つの視点を合わせて眺めるのがコツ、というわけです。
グラフィック性能や詳細仕様をさらに調べたいとき
もう一歩踏み込みたい方へ。I-O DATA社の案内によれば、確認した型番の「ix-xxxxx」の部分をインターネットで検索すると、「ark.intel.com」から始まるIntel公式の仕様ページが見つかります。
そのページを開けば、CPUの詳しい仕様が表示され、ページ中ほどの「プロセッサー・グラフィック」の欄で、内蔵グラフィックの名称まで確認できるとされています。動画編集やテレビ視聴ソフトを使う際に、グラフィックドライバの更新が必要になるケースもあるため、覚えておくと役立つ知識です。
なお同社は、メーカー製パソコンの場合、Intel公式から直接ダウンロードしたドライバをインストールできないことがあると注意を添えています。その際はお使いのパソコンメーカーのサポートページを確認するよう案内されています。細やかな但し書きですが、こうした一文にこそ“つまずきやすい現実”への配慮がにじんでいて、筆者としては好感を覚えます。
考察:型番を「読める」ことが、これからの相棒選びを変える
ここからは、一人の書き手としての私見を述べさせてください。
今回参照したMicrosoft、Apple、近畿大学、I-O DATAという立場の異なる情報を並べて感じたのは、「CPUの確認方法そのものは、驚くほど標準化され、簡単になっている」という事実です。かつては専門知識が必要とされた作業が、今では数クリックで誰にでも開ける。これは、パソコンが“特別な機械”から“生活の相棒”へと成熟した証だと、私は考えています。
一方で、本当の分かれ目は「確認した後」にあると感じます。型番を見つけられても、その数字が語る意味を読めなければ、情報はただの記号のまま。逆に、グレードと世代、コア数という三つの視点を持てば、中古パソコンの店頭でも、買い替えの比較表の前でも、自分の頭で判断できるようになります。これは小さいようでいて、大きな自立です。
個人的に強調したいのは、「世代」を読む力の価値です。同じ「i5」でも、第6世代と第12世代ではまるで性能が異なります。スペック表の“i5”という文字だけを見て安心したり落胆したりするのは、人物を肩書きだけで判断するのに似て、少々早計。ハイフンの後の数字まで見てこそ、相手の実像が立ち上がる――これは人物考察も機械も同じだと、職業柄つい重ねてしまいます。
今後の見通しとしては、Intelの型番体系も新しいブランド名へと移り変わりつつあり、数字の読み方は少しずつ更新されていくでしょう。それでも「頭脳のグレード」「世代(新しさ)」「働き手の数」という三つの軸で見るという本質は、当面変わらないと筆者は考えています。だからこそ、今日この三つの視点を手にしておくことには、確かな価値があるのです。
よくある質問
CPUの確認はソフトを入れなくてもできますか?
はい、できます。WindowsもMacも、標準で用意された「設定」「システム」「タスクマネージャー」「このMacについて」「アクティビティモニタ」といった機能だけで、追加のソフトを入れずに型番やコア数を確認できます。
型番のどこを見れば世代が分かりますか?
Intel Core iシリーズの場合、ハイフンの後の数字の「先頭」が世代の目安です。4桁で「2」始まりなら第2世代、5桁で「12」始まりなら第12世代、というように読み解けます(第1世代は3桁という例外があります)。
コア数と論理プロセッサ数はどこで確認できますか?
Windowsなら、タスクマネージャーを開き「パフォーマンス」→「CPU」を選ぶと、「コア」と「論理プロセッサ」の数値が並んで表示されます。Microsoftの公式案内でも、この手順が紹介されています。
まとめ
パソコンのCPUは、Windowsなら「システム」や「タスクマネージャー」、Macなら「このMacについて」や「アクティビティモニタ」から、数十秒で確認できます。
そして表示された型番は、「iの後の数字=グレード」「ハイフン後の数字の先頭=世代」「コア数・論理プロセッサ数=働き手の多さ」という三つの視点で読み解くのがポイント。この三点を押さえれば、あなたのパソコンの“実像”が見えてきます。
相棒の素性を知ることは、これからの付き合い方を選ぶ第一歩。どうか今日、ご自身の手でその頭脳の名前を、確かめてみてください。
月城彩葉